木ノ下駅(きのしたえき)は、長野県上伊那郡箕輪町大字中箕輪にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である。
歴史
- 1911年(明治44年)
- 2月22日:伊那電車軌道(1919年に伊那電気鉄道へ改称)が松島駅(現・伊那松島駅) - 当駅間延伸時に終着駅として開設。一般駅。
- 11月3日:伊那電車軌道が田畑停留場(現・田畑駅)を経て御園停留場(現存せず)まで延伸、途中駅となる。
- 1943年(昭和18年)8月1日:伊那電気鉄道線が飯田線の一部として国有化、鉄道省(後の日本国有鉄道)の駅となる。
- 1971年(昭和46年)12月1日:貨物・荷物扱い廃止(旅客駅化)。業務委託駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる。同時に業務委託終了、無人駅化。
- 1997年(平成9年)2月1日:駅舎解体、待合所新設。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームは本線西側にある。伊那市駅管理の無人駅で、小さな待合所がある。
利用状況
「長野県統計書」によると、1日平均乗車人員は以下の通り。
- 2007年度 - 416人
- 2009年度 - 427人
- 2010年度 - 424人
- 2011年度 - 442人
- 2012年度 - 423人
- 2013年度 - 421人
- 2014年度 - 405人
- 2015年度 - 404人
- 2016年度 - 414人
- 2017年度 - 419人
- 2018年度 - 418人
駅周辺
駅前に、南宮神社の荘厳なケヤキの大木がある。
- 天竜川
- 長野県箕輪進修高等学校
- 国道153号箕輪バイパス
隣の駅
- 東海旅客鉄道(JR東海)
- CD 飯田線
- ■快速(「みすず」以外の快速は通過)・■普通
- 北殿駅 - 木ノ下駅 - 伊那松島駅
- ■快速(「みすず」以外の快速は通過)・■普通
※1923年まで、北殿駅と当駅の間に、塩ノ井停留場と久保停留場が存在していた。
脚注
参考文献
- 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「飯田線・身延線・小海線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第3号、朝日新聞出版、2009年7月26日。
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧




