1969-70 ABAシーズン(英語: 1969–70 ABA season)は、アメリカン・バスケットボール・アソシエーション (ABA) の3シーズン目である。シーズン開始前にミネソタ・パイパーズはピッツバーグに、オークランド・オークスはワシントンD.C.に移転してワシントン・キャップスに、ヒューストン・マーベリックスはノースカロライナ州に移転してカロライナ・クーガーズにそれぞれ移転した。レギュラーシーズンは1チーム78試合から84試合にスケジュールが増やされ、このシーズンはインディアナ・ペイサーズが初のABAチャンピオンシップを獲得して幕を閉じた。

1968-69 ABAシーズン - 1969-70 ABAシーズン - 1970-71 ABAシーズン

デンバー・ロケッツのデトロイト大学出身の新人選手、スペンサー・ヘイウッドが得点(30.0ppg)とリバウンド(19.5rpg)でABAのリーグリーダーとなり、プロバスケットボール界初の「ハードシップ・ケース」で、大学2年目のシーズンで中退した。NBAはヘイウッドのドラフト指名を禁止したため、彼は代わりにロケッツと契約し、ウェスタン・ディビジョン優勝に導いた。

レギュラーシーズン

イースタン・ディビジョン

ウェスタン・ディビジョン

*はプレイオフ出場チームを表す。

プレーオフ

表彰

  • ABA最優秀選手賞: スペンサー・ヘイウッド, デンバー・ロケッツ
  • 新人王: スペンサー・ヘイウッド, デンバー・ロケッツ
  • 最優秀コーチ賞: ビル・シャーマン, ロサンゼルス・スターズ & ジョー・ベルモント, デンバー・ロケッツ
  • プレーオフMVP: ロジャー・ブラウン, インディアナ・ペイサーズ
  • オールスターゲームMVP: スペンサー・ヘイウッド, デンバー・ロケッツ
  • オールABAファーストチーム
    • リック・バリー, ワシントン・キャップス (2回目)
    • スペンサー・ヘイウッド, デンバー・ロケッツ
    • メル・ダニエルズ, インディアナ・ペイサーズ (3回目)
    • ボブ・ヴェルガ, カロライナ・クーガーズ
    • ラリー・ジョーンズ, デンバー・ロケッツ (3回目)
  • オールABAセカンドチーム
    • ロジャー・ブラウン, インディアナ・ペイサーズ (2回目)
    • ボブ・ネトリッキー, インディアナ・ペイサーズ
    • レッド・ロビンス, インディアナ・ペイサーズ (2回目)
    • ルイー・ダンピアー, ケンタッキー・カーネルズ (3回目)
    • ドニー・フリーマン, マイアミ・フロリディアンズ (2回目)
  • オールABAルーキーチーム
    • マイク・バレット, ワシントン・キャップス
    • ジョン・ブリスカー, ピッツバーグ・パイパーズ
    • マック・カルヴィン, ロサンゼルス・スターズ
    • スペンサー・ヘイウッド, デンバー・ロケッツ
    • ウィリー・ワイズ, ロサンゼルス・スターズ

脚注


Lot Detail 196970 ABA DENVER ROCKETS MEDIA GUIDE / YEARBOOK

ABA AllStars 19691970 Away Jersey

1969 full version 揺るぎない個性。そしてアメリカ。強烈な「個」を生み出した、1969生まれのセンパイに訊く。

196976 ABA Photographs Lot of 59

1969 full version 揺るぎない個性。そしてアメリカ。強烈な「個」を生み出した、1969生まれのセンパイに訊く。