敷島村（しきしまむら）は群馬県の中部、勢多郡に属していた村。
敷島の名の由来ははっきりしないが、「上野の勢多の敷島来て見れば 小波（さざなみ）寄する浮草の花」という古歌から採ったと言われる。
地理
- 河川：利根川、沼尾川
歴史
- 1889年（明治22年）4月1日 - 町村制施行により、周辺5村（猫村、津久田村、長井小川田村、棚下村、深山村）が合併し南勢多郡敷島村が成立する。
- 1896年（明治29年）4月1日 - 郡統合（南勢多郡と東群馬郡の統合）により勢多郡に属する。
- 1910年（明治43年）7月17日 - 敷島村大字津久田字八幡2308番ノ2に役場を新築移転。
- 1947年（昭和22年）9月15日 - カスリーン台風の影響で、村内を流れる沼尾川で大規模な土石流が発生、死者・行方不明者83名。
- 1948年（昭和23年）4月1日 - 棚下の一部（日蔭長井地域）を利根郡久呂保村川額に編入。
- 1956年（昭和31年）9月1日 - 横野村と合併し赤城村となる。
交通
鉄道
- 上越線
- 敷島駅
- 津久田駅
行政
歴代村長
出典
参考文献
- 群馬県勢多郡敷島村誌編纂委員会『敷島村誌』群馬県勢多郡赤城村役場内群馬県勢多郡敷島村誌編纂委員会、1959年12月15日。
関連項目
- 群馬県の廃止市町村一覧
