マシュー・ウィリス・マギル(Matthew Willis Magill,1989年11月10日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ベンチュラ郡シミバレー出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。
経歴
プロ入りとドジャース時代
2008年のMLBドラフト31巡目(全体937位)でロサンゼルス・ドジャースから指名され、6月20日に契約。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ドジャースでプロデビュー。11試合(先発3試合)に登板して1勝2敗1セーブ、防御率3.34、25奪三振を記録した。
2009年はパイオニアリーグのルーキー級オグデン・ラプターズでプレーし、15試合に先発登板して6勝3敗、防御率4.00、55奪三振を記録した。
2010年はA級グレートレイクス・ルーンズでプレーし、24試合(先発20試合)に登板して7勝4敗2セーブ、防御率3.28、135奪三振を記録した。
2011年はA 級ランチョクカモンガ・クエークスでプレーし、26試合(先発21試合)に登板して11勝5敗、防御率4.33、126奪三振を記録した。
2012年はAA級チャタヌーガ・ルックアウツでプレーし、26試合に先発登板して11勝8敗、防御率3.75、168奪三振を記録した。オフの11月20日にドジャースとメジャー契約を結び、40人枠入りを果たした。
2013年は開幕をAAA級アルバカーキ・アイソトープスで迎え、4月27日にメジャー昇格。同日のミルウォーキー・ブルワーズ戦で先発起用されメジャーデビュー。6.2回を投げ4安打2失点2四球7奪三振だった。6月10日にAAA級アルバカーキへ降格した。この年メジャーでは6試合に先発登板して0勝2敗、防御率6.51、26奪三振を記録した。
2014年3月11日にAAA級アルバカーキへ配属され、開幕を迎えた。この年はメジャーでの登板は無く、AAA級アルバカーキで36試合(先発12試合)に登板して7勝6敗、防御率5.21、70奪三振を記録した。
レッズ時代
2014年12月3日にクリス・ハイジーとのトレードで、シンシナティ・レッズへ移籍した。
2015年6月7日に自由契約となるが、18日にマイナー契約で再契約した。この年は傘下のAAA級ルイビル・バッツで3試合の登板に留まった。
2016年、マイナーではAA級ペンサコーラ・ブルーワフーズとAAA級ルイビルでプレーし、2球団合計で38試合に登板して4勝1敗、防御率4.85、59奪三振を記録した。9月12日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。この年メジャーでは5試合に登板して防御率6.23、1奪三振を記録した。レギュラーシーズン終了後の10月10日にマイナー契約でAAA級ルイビルへ配属された後、11月7日にFAとなった。
パドレス傘下時代
2017年1月30日にサンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結んだ。この年は傘下のルーキー級アリゾナリーグ・パドレスとAAA級エル・パソ・チワワズでプレーし、2球団合計で20試合(先発18試合)に登板して6勝5敗、防御率3.87、78奪三振を記録した。オフの11月6日にFAとなった。
ツインズ時代
2018年1月25日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結んだ。開幕は傘下のAAA級ロチェスター・レッドウイングスで迎え、4月28日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。この年は40試合に登板して3勝3敗、防御率3.81、56奪三振を記録した。
2019年7月18日にDFAとなった。
マリナーズ時代
2019年7月21日に金銭トレードで、シアトル・マリナーズへ移籍した。
2020年10月22日に自由契約となったが、11月5日にマイナー契約で再契約した。
2021年3月27日に再び自由契約となった後、3月30日に改めて2年間のマイナー契約を結んだと報じられ、4月1日に正式公示された。
2022年2月3日に自身のツイッター上で現役引退を発表した。
詳細情報
年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
- 36(2013年)
- 60(2016年)
- 68(2018年 - 2019年7月17日)
- 61(2019年7月23日 - 2020年)
脚注
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 M
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Matt Magill stats MiLB.com (英語)
- Matt Magill (@magillmlb) - X(旧Twitter)




