スルーオダイナ(欧字名:Slew O'Dyna、1984年5月6日 - 不明)は、日本の競走馬、種牡馬。主な勝ち鞍に1988年、1989年のステイヤーズステークス、1989年、1990年のダイヤモンドステークス。
経歴
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競走馬時代
1986年8月31日、函館競馬場の新馬戦でデビューし、5着。2戦目で勝ちあがり、秋に西下して京都競馬場の萩ステークスとデイリー杯3歳ステークスに出走し、4着と5着に終わる。東京競馬場の400万下特別戦である白菊賞5着のあと、長期にわたって戦列を離れる。ほぼ1年後の1987年11月に戦列に復帰し、3戦で400万下クラスを突破、900万下クラスも3戦で突破して1400万下クラスに昇級し、1戦して900万下クラスに降級し2戦目で1400万下クラスに再昇級する。オープン特別の東京スポーツ杯2着を経て出走のアルゼンチン共和国杯でレジェンドテイオーの2着に入り、続くステイヤーズステークスでは1番人気に応え、3分46秒3のレコードタイムで重賞初制覇成し遂げる。1989年初戦のダイヤモンドステークスも1番人気で制して西に下り、阪神大賞典ではナムラモノノフの2位に入線するも失格。天皇賞(春)でも1番人気に支持されるが、イナリワンの3着に終わる。宝塚記念15着、富士ステークス4着ののちステイヤーズステークスを連覇。年明けて1990年初戦のダイヤモンドステークスでは、61キログラムの負担斤量ながら単枠指定を受けて1番人気に推され、連覇を達成した。その後は休養に入り、秋に天皇賞(秋)でヤエノムテキの10着となったのが、最後のレースとなった。
引退後
引退後は種牡馬となり、9年間の供用で血統登録頭数120頭、出走頭数はそのうちの95頭を記録した。2000年2月19日付で用途変更となり、その後の動向はわかっていない。
競走成績
以下の内容は、JBISサーチおよびnetkeiba.comに基づく。
- 枠番・馬番の太字は単枠指定を示す。内容は日本中央競馬会『中央競馬全重賞競走成績 古馬関東編』に基づく。
血統表
脚注
注釈
出典
参考文献
- 『中央競馬全重賞競走成績集 古馬関東編』日本中央競馬会、1997年。
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビJBISサーチ




