三滝城(みたきじょう)は、愛媛県西予市にあった日本の城(山城)。

概要

寺野川に面して三方を絶壁に囲まれた標高642mの三滝山山頂にある。南予地方にあった中世の山城としては屈指の規模で、県の史跡、名勝に指定されている。

北之川殿と呼ばれる紀氏の支城の一つだったが、紀親安の頃には甲之森城から当城に本城を移したと見られる。天正11年(1583年)に長宗我部氏により攻略され、当城で親安は戦死している。現在、跡地には親安を合祀する三滝神社や親安の墓碑、県の天然記念物に指定されたイチョウなどがある。

文化財

  • 愛媛県指定史跡(1968年3月8日指定)
  • 愛媛県指定名勝(1968年3月8日指定)

参考文献

  • 日本歴史地名大系 (オンライン版)

脚注

関連項目

  • 日本の城一覧

[三城城] 城びと

撮影日 1981/1/23 14時25分

伊予 三滝城の写真集城郭放浪記

[三滝城] 城びと

三滝城の大イチョウ 巨樹|樹の国・日本