ブトン県(ブトンけん、インドネシア語: Kabupaten Buton)は、インドネシアの南東スラウェシ州に位置する県。県都はパサールワジョ。
ブトゥン島南部や、ミュナ島南部、カバエナ島南部などから構成される。2014年1月時点では面積が2,681.22km2、人口は27万6944人。
バウバウ市が県の中心であったが、2010年に第二級地方自治体へと格上げされ、市の行政の中心ではあるものの県から切り離され、現在の県都のパサールワジョに移っている。
また、2012年には県南部が南ブトン県として、県中央部が中ブトン県として独立した。
県内の産業では農業、畜産、漁業などの比率が高く、農業ではトウモロコシやキャッサバが栽培されるほか、マンゴー、パパイヤ、カシューナッツの生産、畜産ではヤギや家禽の飼育がおおく、水産業では漁業のほか海藻の採取も行われる。鉱業では歴青が生産されている。
自治体
県は21の郡(kecamatan)からなり、2010年の調査では人口は以下のようであった。なお、2012年に県の一部が分割される前の調査であり、現在の状況とは異なる。
脚注

![]()


