中ノ尾根山(なかのおねやま)は、静岡県浜松市天竜区と川根本町の境に位置する標高2296.4mの山であり、浜松市の最高峰である。いわゆる南アルプスの深南部に位置する。

概要

登山

  • 白倉権現駐車場より9キロの林道歩きで登山口にたどり着く。この山域の山としては登山道は明瞭であるが、山頂付近は笹薮に覆われている。また白倉権現駐車場までの林道も落石が多く、運転には注意を要する。南側の富士見平と呼ばれている場所からは富士山、御嶽山、中央アルプス方面への展望がある。

山頂

  • 展望はないが、多くの山頂標識が設置されている。また、広大な山頂のため道迷いに注意が必要。ここを起点に三又山方面、合地山方面に向かうこともできる。

周辺の山

  • 池口岳(2392m)
  • 黒法師岳(2067m)
  • 不動岳(2172m)
  • 合地山(2104m)
  • 黒沢山(2123m)

ギャラリー

脚注

関連項目

  • 全日空貨物機失踪事故 -1965年の事故発生時は遠州灘付近で遭難したと思われたが、翌年この山の山中で機体と乗員の遺体が確認された。

外部リンク

  • 中ノ尾根山 - なかのおねやま:標高2,296m-南アルプス深南部 - YAMAKEI ONLINE

南から振り返って見た中ノ尾根山

中ノ尾根山(2296m) ヒコウキ平(2155m)・白倉林道より / yosiさんの池口岳・加加森山・光岳の活動データ YAMAP / ヤマップ

南アルプス:中ノ尾根山 いこまいけ登山

中ノ尾根山 山に生きる会

中ノ尾根山、ドームを望む